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ノートPC

軽い作業中心のオフィスワークにピッタリで安価なHPの15インチノートパソコン15s-eq1000

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HP 15s-eq1000
出典:HPダイレクト

最近以前にも増して、よくパソコン買い換えの相談をされるようになりました。たいていはインターネットやメールのやり取り、エクセルやワードなどオフィスソフトの利用ができればいい程度の、軽い事務作業が中心の人たちです。

予算もあまりかけられず、でも何を選んでいいかわからない、そういった初心者向けに今回機種を選んでみました。

なぜ今回、この機種を取り上げたのか?

それは、価格が手ごろで性能も十分なこともありますが、最近この機種と性能的にはほぼ同等の機種、HP 14s-dk0000 ベーシックモデル を手に入れ使っていて、結構快適だからです。おそらくさほど大きな違いはないと思いますので、14s-dk0000の使用感を交えながら、進めていこうと思います。

軽い事務作業に使用するノートパソコンを選んでみた

今回ご紹介するモデル

HP 15s-eq1000
OS:Windows10
CPU:Ryzen3
GPU:Radeon™ グラフィックス
メモリー:8GB
ストレージ:SSD 256GB
ディスプレイ:15.6インチ
サイズ・重量:358 × 242 × 17.9(最薄部)- 19.5(最厚部)mm / 約1.6kg

【快適パソコンライフ!】ベーシックモデル ¥47,500(税抜)(11/15現在)

2020/11/15現在、上記Ryzen3モデルは【一時取り扱い停止】になっています。

少し価格が上がるものの、Ryzen5モデルなら「通常納期?年内お届け予定」とあるので購入可能です。

違うのはCPUが「AMD Ryzen™ 5 4500U」であること。税込みで7700円ほど上がってしまいますが、当然Ryzen3より上位モデルなので処理能力も高くなりますし、おそらくこちらの方が長持ちするので私ならRyzen5モデルを選びます。ご予算の都合もあるとは思いますが、選択肢の一つに加えてみてはいかがですか?

15s-eq1000(Ryzen3モデル)の7つの特徴と3つの注意点

7つの特徴

まずは、15s-eq1000(Ryzen3モデル)の特徴を7つあげてみます。

  • CPUがRyzen3(Athlon、Ryzen5モデルあり)
  • メモリー8GBとSSD256GB
  • HDDや光学ドライブがなく比較的衝撃に強い
  • 疲れにくい非光沢ディスプレイ
  • ロングバッテリー&急速充電機能「HPファスト・チャージ」搭載
  • 15インチノートパソコンとしては軽量
  • MicrosoftOffice2019が1万円で追加できる

3つの注意点

  • LANケーブルと接続するには別途アダプターが必要
  • Officeが欲しい場合は選択忘れに注意!
  • 在庫がなければ1か月くらい待つことも

各項目の詳細はあとでご説明するとして、先にスペックをどうぞ!

スペック(Ryzen3モデル)

OS Windows 10 Home (64bit)
プロセッサー AMD Ryzen™ 3 3250U(Athlon、Ryzen5モデルあり)
カラー ピュアホワイト
メモリ 8GB(8GB×1)DDR4-2400MHz
ディスプレイ 15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080)
光沢/非光沢 非光沢
グラフィックス AMD Radeon™ グラフィックス (プロセッサーに内蔵)
ストレージ 256GB SSD(PCIe NVMe M.2)
オプティカル なし
キーボード 日本語配列、テンキー付き
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ax(Wi-fi 6)、Bluetooth5.0、機内モードオン/オフボタン付き
インターフェイス HDMI 出力端子×1、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2、SuperSpeed USB Type-C® 5Gbps ×1 、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、SDカードスロット
サイズ 幅358 × 奥行242 × 高さ17.9(最薄部)- 19.5(最厚部)mm
質量 約 1.6kg
バッテリ 最大11時間
保証 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート)
その他 ・MicrosoftOffice2019が1万円で追加可能
・プラス1000円で何台でもインストール可能なセキュリティソフト付属

7つの特徴

それでは、冒頭であげた15s-eq1000の7つの特徴についてご説明します。

CPUがRyzen3

Ryzen3ステッカーイメージ
Ryzen3ステッカーイメージ

まず一番の特徴としては、CPUにCore iシリーズなどのインテル製ではなくAMD製のRyzen3を搭載しているところ。最近ではRyzen搭載パソコンも増えてきました。搭載されているRyzen3は、性能としてはインテルのCore i3相当と言われます。

Ryzenはコア数が多く並列処理に強いCPUですが、登場して間もないころは並列処理を活かすようなアプリケーションが少なく、能力を発揮できないことも多かったようです。

ですが現在出回っている、第3世代と呼ばれる新しいRyzenは能力が向上し、アプリケーション側でも並列処理への対応も改善されてきており、何よりインテルCPUより安価なため、それがパソコンの価格にも影響しているのか、Ryzen搭載PCはインテル搭載PCに比べ安価です。

この15s-eq1000では、Ryzen3ではなく同じAMD製の Athlon Silver 3050U のモデルも選べて少し安いのですが、8千円程度の価格差しかないので、あえてグレードが下のAthlonを選ぶ必要はないと思います。

メモリー8GB・ストレージはSSD256GB以上推奨

メモリーは8GB以上がおすすめ!

4GBor8GB

もし購入の相談をされた場合、メモリーは必ず8GB以上にすることをすすめるようにしています。この機種15s-eq1000でも4GBの機種を選択できますが、おすすめしません。

今までの流れから、Windows自体はバージョンアップのたびにどんどん重くなっていくはずなので、今はよくても2-3年もすれば動作が重く感じられるようになると思います。

また重い作業を行う時でも、メモリーに余裕があれば問題なくこなせる可能性が高いです。

メモリーが4GBだとWindows10に必要な容量ギリギリな印象で、実際、使いはじめから重いか、少し重い作業になると途端に動作が遅くなる場面に何度も遭遇しています。

今からパソコンを購入するならできるだけ8GB以上を選ぶ、もしくは追加できるなら8GB以上にしましょう。

HDDよりSSDのほうが高速

HDDとSSD

SSDとはパソコンのデータの保存場所のこと。一昔前まではHDD(ハードディスク)が主流でしたが、最近はSSDが当たり前になっています。

HDDよりSSD搭載のパソコンの方が、体感できるぐらい処理速度は速くなります。実際にHDD搭載の古くて重いパソコンのHDDを、SSDに乗せ換えたところ、予想以上にサクサク快適になって驚きました。

そんなわけで、私はSSD搭載のパソコンをおすすめしています。

SSDは256GB以上、最低でも128GB以上を

そしてその容量ですが、できれば256GB以上にしましょう。

データの保存やWindows自身の格納場所としても使われます。現時点では128GBでも足りますが、バージョンアップのたびに使われる容量も増えていくため、少し余裕を持たせた方が安心です。

ではもっと大きくした方がいいのではないか?と考える方もいらっしゃるかもしれません。でも逆に大きすぎると単純に価格が上がります。また容量が大きいと保存できるデータの容量も増え、バックアップも大変になります。

軽い事務作業には必要以上に大きな容量はいらないはず。大量のデータを扱う必要がなければ256GB程度で十分なことが多いです。

また、同じSSDでも高速なPCIe SSD搭載モデルもあり、そちらの方が快適だとは思うしいいのですが、約1.8万円プラスになりますし今回の目的とはずれるので、今回は「【ダイレクトプラス限定!】キャンペーン ベーシックモデル」をおすすめします。

HDDや光学ドライブがなく比較的衝撃に強い

可動するパーツがないと衝撃にも影響を受けない

3つ目の特徴としては、HDDではなくSSD搭載で、DVDやブルーレイを読み書きするための光学ドライブがないため、衝撃に強いことです。

ご存じのようにDVDやブルーレイは円盤状の記録メディアです。これらを回転させてデータを読み書きするわけですが、HDDにもデータを記録するための円盤が入っています。

どちらも円盤を回転させるしくみで、読み書きする間は高速で回転します。

そして回転中に衝撃が加わると読み書きができないばかりか、特にHDDの場合、内部の円盤やデータの読み書きをするヘッドに傷がついたりして、データが壊れたり動作しなくなったりします。

SSDはこういった可動部がなく電気的に記録するため、衝撃に強く小型で省電力です。また光学ドライブが搭載されていなければ、その分軽量で省スペースとなりパソコンが小型・軽量になります。

光学ドライブは外付けで十分!

光学ドライブイメージ
光学ドライブ

昔は光学ドライブがないとDVDやブルーレイが読めないし、アプリケーションのインストールができませんでした。

ですがアプリケーションのインストールも、最近はインターネットからダウンロードするのが主流ですし、業務中にDVDなどで映画を見ることはまずないはずです。

まったく使わないわけではないかもしれませんが、外付けの光学ドライブを必要な時だけ取り付ければ足ります。外付けのDVDドライブなら2千円台から購入できますし、パソコンが複数ある環境なら、使いまわせて便利です。

実際に光学ドライブを使用するシーンはほとんどないのではないでしょうか?

疲れにくい非光沢ディスプレイ

光沢のあるディスプレイは発色が鮮やかできれいです。ただ光が反射して見づらいのが弱点。

特に仕事で使う場合、蛍光灯や窓からの光などが反射すると、個人差はありますが見づらくて気疲れしたり、目も疲れるので効率も落ちます。

その点15s-eq1000は非光沢ディスプレイなので、光が反射しにくく、実機は見たことはありませんが、目も疲れにくいと思われおすすめできるポイントです。

ロングバッテリー&急速充電機能「HPファスト・チャージ」搭載

ロングバッテリー搭載で、室内で使うにしても電源アダプターを気にせず移動できます。時間は公表値として11時間ですが、実際には使い方によってもっと短くはなると思います。

ただ、たとえば実際には8時間程度だったとしても、十分なバッテリーの持ちですし、個人的に気分を変えたいときに場所を気にせず使用できる利点はかなりもの。

私は10年以上ノートパソコンしか購入していないのですが、理由のひとつはそういうところです。

またHPファスト・チャージという急速充電機能がついていて、バッテリー残量がない時などに急な充電が必要な場合でも心強いです。

15インチノートパソコンとしては軽量

15インチのノートパソコンというと、軽くても2.0kg以上あることが普通でした。たまにならいいかもしれませんが、カバンに入れて持ち運ぶにはつらい重さです。

ですが 15s-eq1000は、1.6kg!ちょっと重いとはいえ、リュックに入れて持ち運ぶことができる重さです。まぁ個人差はありますが。

実際、私が通勤で持ち歩いている14s-dk000は、1.5kg超。手提げかばんではちょっと辛いですが、リュックなので今のところ問題はありません。

Microsoft Office2019が1万円で追加できる

たいていの会社のオフィスワークで必要になるものの一つに、WordやExcelがあります。どちらか単体でも、どちらもパッケージされたMicrosoft Officeでも、購入すると安くはない金額なので、パソコンに付属した形で購入することもよくあることだと思います。

15s-eq1000には標準で付属していないものの、HPのサイトで注文するとカスタマイズができ、Microsoft Officeを付属させられます。WordやExcelだけでいいならプラス10,500円(※)で、PowerPointやAccessも必要ならプラス14,000円(※)で追加できます。※いずれも税抜き

単純にその金額だけを見れば半額以下で、パソコンが壊れない限りずっと使えますし、とても魅力的です。

なお、Microsoft Officeを付属させる場合は、注文する際には必ず「オフィスソフト」項目で【50%OFF】と書かれた項目を選択してください。

※土日限定キャンペーンなど、キャンペーンが適用されないタイミングの場合、50%OFFなどの割引が適用されない場合もあります。ご注意ください。

Office付を選択

3つの注意点

LANケーブルと接続するには別途アダプターが必要

15s-eq1000にはLANポートがないので、Wi-Fi環境がない場合、LANケーブルを接続するためのLANアダプターが必要です。

ただ最近はWi-Fi環境がある会社が増えているので、それほど心配ないようにも思います。もしまだなければ、この機会に導入してもいいかもしれませんね。

私自身も普段は会社のWi-Fiに接続していて、ほとんどありませんが、電波のつながりが悪かったり、どうしても速度を求めるような場合には、LANアダプターを使ってLANケーブルと接続しています。

ちなみにLANアダプターは、Type-Cタイプで2000円前後で購入できます。ただノートパソコンはどうしてもポート数が限られるので、LANケーブル接続のために1ポートふさいでしまうのはもったいないです。

LAN端子付きUSB3ハブ
LAN端子付きUSB3ハブ。写真はAmazon Basic製品の一つ。デザインはいまいちですが比較的安価。

どうせならもう少しお金を出して、上の写真のようなUSB3.0ハブにLAN端子がついているようなものを購入することをおすすめします。

例えばUSB3.0端子が3つにLAN端子がついていれば、LANケーブルと接続しながら、USB機器を3台接続できるので便利です。

Officeが欲しい場合は選択忘れに注意!

Microsoft Officeを一緒に購入したい場合は、HP直販サイトで注文の際のカスタマイズ画面で、必ずMicrosoft Office2019を選択してください。

カスタマイズ画面の「オフィスソフト」項目の選択肢。「なし」ではOfficeは付属しないので注意!
カスタマイズ画面の「オフィスソフト」項目の選択肢。「なし」ではOfficeは付属しないので注意!

ここで選択を忘れると、Officeソフトを単体で購入することになり、正規の価格で購入することになります。これはこれで別のメリットがあるのですが、1万円台でパソコンに付属させたい場合は忘れずに選択するようにしてください。。

在庫がなければ1か月くらい待つことも

早く欲しくて注文したのに、パソコンがなかなか届かない・・そんなことにならないために、HP直販サイトの在庫状況の見かたを確認しておきましょう!

HP直販サイトの在庫状況の見かた

このように「構成名の背景色」によって入荷待ちや取り寄せなど状態がわかります。

でも「構成名」ってどこのことでしょう?恥ずかしながら最初私はわかりませんでしたw。「構成名」とは、各カスタマイズ項目の選択肢部分のことです。(下図参照)

入荷待ち項目の表示例

この例では「入荷待ち」の製品だということがわかります。ではどのくらいで入荷するのか?というと、残念ながら製品ごとに状況が違うので正確にはわかりません。

ただ私の場合、昨年末から今春までに2回注文する機会がありましたが、それぞれ約1か月ほど待たされました。幸い私の場合はそれほど急いでいなかったので、問題ありませんでしたが、すぐに使いたい場合は注意が必要です。

まとめ

今回は軽いオフィスワーク(ネットやメール、Officeソフトが中心)が目的で、予算を抑えたノートパソコンとして、HPの15s-eq1000をご紹介しました。

LAN端子と光学ドライブがないので、単体ではLANケーブルとは接続できずDVDなど光学メディアは使えないため、それぞれアダプターや外付けDVDドライブを用意する必要があります。

ただ最近は貸家でも自宅でも会社Wi-Fi環境が用意されていることが多く、現在ないならこれを機に無線LANルーターを用意するのもいいことだと思います。

Wi-Fi環境があった方がスマホのパケット代も抑えられますしね。

CPUがRyzen3メモリーが8GB、ストレージはSSD256GB
SSD搭載で光学ドライブがないことから比較的衝撃に強く、疲れにくい非光沢ディスプレイ採用。
また、1.6kgと15インチノートパソコンとしては軽量でリックなら持ち運びもいける重さです。

それからOfficeソフトを安くで付けたいならMicrosoftOffice2019が1万円で追加できます。注文時にOfficeを選択することを忘れないよう注意が必要ですが、1万円台で購入できるのは魅力です。

7/18現在、在庫がないらしく、受注してからの生産になるため別のモデルを探した方がいいですが、急いでないならお買い得なもノートパソコンではないでしょうか?

モデルは違いますが、近いスペックのHP 14s-dk0000 ベーシックモデル を使っていて今のところ困った部分はありませんし、おすすめできると思っていますが、あなたならどう思いますか?

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