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1Passwordレビュー!手帳からの移行でパスワード管理が快適に!

この記事は約2分で読めます。
  • ID・パスワードを手帳やふせんで管理している。
  • 急いでるときに限って、パスワードを何度も間違え時間をロスしてしまう。
  • つい簡単なパスワードを設定してしまうが考えるのがめんどうだ。

スマホやPCでネットを使っていろんなことができるようになり、本当に便利になりました。一方で、IDやパスワードはどんどん増えて、管理の手間や悩みも増えてきています。

こんにちは!Web系IT企業でユーザーサポートを担当しているWebNavi管理人です。

実際に、お客様から『またパスワードを忘れてしまって…』とのお電話をいただくことが本当に多いです。特にPC入れ替え時には、パスワードに関する問い合わせが増える傾向にあります。

手帳やノートで管理していると、パスワード探しに時間をとられることは多い
手帳やノートで管理していると、パスワード探しに時間をとられることは多い

また私も仕事柄、パスワード管理には気を使っているつもりですが、それでもいまだに手帳を使っていたりします。パスワードを手帳で管理していると、パスワード探しに時間をとられたり、入力ミスで何度もやり直すこともしばしば・・。

さらにパスワードを記載した手帳を紛失してしまうと、不正アクセスや金銭被害まで発生する可能性が高く、不安は尽きません。

そんな中、ソースネクストさんからの提供で、気になっていたパスワード管理サービス1Passwordを使えることに。同僚などから「とてもカンタン・便利で安心できる」と聞いていましたが、これほど利用や管理が快適になるとは・・。

なぜもっと早く使わなかったんだろう・・。いままで使わずにいたことがもったいなくて後悔しきりです。

というわけで、今回はそんなおすすめのパスワード管理サービス「1Password」をレビューします。

【PR】【アプリ提供:ソースネクスト】

パスワードの手帳管理は気軽だがデメリット大

記録するときには手軽なパスワードの手帳管理ですが、デメリットがあります。

  • 【手帳紛失リスク】情報漏洩や金銭情報へアクセスされる恐れ。
  • 【手帳紛失リスク】パスワード再設定にかかる手間と時間が大きい。
  • 【時間浪費】目的のパスワードを探すのに時間がかかる。

少し考えただけでも、このような無視できない項目が並びます。

【手帳紛失リスク】情報漏洩や情報へアクセスされる恐れ

記事を書くにあたり、自分の手帳に記録していたパスワードなどの数を数えてみました。その数350個。現在使っていないものもあったとしてもおそらく250~300個程度はあります。

もしこの手帳を紛失してしまったら、重要な情報や、お金に関係する情報にアクセスされてしまうかも知れません。なかなか恐ろしいことです。

【手帳紛失リスク】パスワード再設定にかかる手間と時間が大きい

もし幸運にも重要な情報や、お金に関係する情報にアクセスされなかったとしても、再設定は必須です。ですがサービス一つひとつにアクセスしなくてはならず、すぐにすべてを再設定することはできません。

重要なものから順に、管理サイトへアクセスして情報を変更することの繰り返し。私の例でいえば250~300回それを繰り返す・・その時間と労力を考えただけでウンザリします。

ましてや、平日などは日々の業務中にプライベートなことに時間が割けないでしょう。もし手帳を落としたらと思うとゾッとします・・。

いままで手帳管理を続けていましたが、私自身がやっていたことながら、このままじゃいけないと思いながらも、なかなか新しい方法に切り替えられないでいました。

【時間浪費】目的のパスワードを探すのに時間がかかる

また手帳を紛失したり盗難に遭わなくても、単純にパスワードを探す時間が結構かかります。特にたまにしかアクセスしないようなパスワードの場合、より見つけるのに時間がかかるのは当然です。

もちろんある程度分類して記録はするとは思いますが、なかなか完璧にはできません。実際私の場合も、普段はできるだけジャンルごとに分けて記録するようにしていても、急いでいたり油断したりすると別の場所に書いたりすることも良くありました。

PCやスマホと違い、後から並べ替えることができないので、どんどん見つけにくくなっていき、結果、探すのに時間がかかるパスワードリストが出来上がってしまいます。

その他のデメリット

手帳管理のデメリットはこれだけではありません。さらにこんな問題も潜んでいます。

  • 誰かに見られるリスク: 手帳を机上など目に触れる場所に置いていると、いつでも誰かに覗き見されたり、写真に撮られたりするリスクがあります。さらに悪いことに、持ち主がその事実に気づくのはほぼ不可能です。
  • 更新の面倒さ: パスワードを変更するたびに手書きで直す必要があり、面倒でついつい後回しになりがちです。情報が古いままだと、いざという時に使えず混乱してしまいます。また繰り返し更新すると、スペースに収まらず別の場所に書き移す必要があります。
  • パスワードが脆弱になりがち: 手書きで書き込むことを考えると、つい単純なパスワードを設定してしまいがちです。複雑でユニークなパスワードにしようとしても、書き間違えるリスクもつきまといます。
  • 物理的な破損リスク: 水濡れや火災、経年劣化に弱く、一度壊れてしまうとバックアップがないため、すべての情報が消えてしまいます。実際ちぎれてしまい、部分的に読めなくなった情報がありました。

要するに、手帳を紛失したり盗難に遭うと、個人情報が漏れたり金銭被害に遭う可能性が高く、更新と利用が不便、という大きな欠点があります。

実際に使ってみて感じた1Passwordのメリット

そんなデメリットだらけの、手帳を使ったパスワード管理を長年続けていたわけですが、とうとう私も1Passwordを使うことになりました。使用を開始するにあたり、1Passwordについて確認メリット・デメリットを確認しました。

手帳を使ってパスワードを管理していた私からすると、メリットしかない印象が大きいのですが、注意すべきポイントもありますので、メリットとあわせてご紹介します。

【メリット1】覚えるのはマスターパスワードひとつだけ

何といっても大きなメリットの一つはコレ!公式サイトや紹介記事でも、必ず紹介されている項目です。

マスターパスワードを1つだけ覚えていれば、あとは覚えなくてもいい。コレは大きなポイントです。いくらID・パスワードが増えようが、手帳に記録したり、ログインの際に入力しなくてもいいんです。ホントにラクチンです。

注意点としては、マスターパスワード1つだけ覚えておけばいい反面、これが誰かに知られることはすべての登録情報を盗られてしまう恐れがあることです。すぐにバレてしまうような短くカンタンなパスワードにしないこと、入力する際には見られないようにすることが大切です。

もちろんフセンに書いてディスプレイに貼っておく、なんてことはしないでくださいね。

【メリット2】パスワードの自動入力でとてもラク

複数のブラウザに対応。
複数のブラウザに対応。

1Passwordのおかげで、ネットでいろんなサービスにログインする際に、ID・パスワードを手入力する必要がなくなります。その方法は、ブラウザの拡張機能を追加すること。

※ 拡張機能とは、ブラウザに機能を追加する小さなプログラムのこと。ブラウザにはいろんな拡張機能が作られていて、1Passwordの拡張機能も簡単に追加できます。
ログインしたいWebサイトへアクセスするとパスワード選択肢を表示
ログインしたいWebサイトへアクセスするとパスワード選択肢を表示

ブラウザに拡張機能を追加すると、1Password登録済みWebサイトへアクセスすると、パスワード入力枠に選択肢が表示されるので、それをクリックするとログインできます。つまり、

1Password登録済みWebサイトへアクセス→表示された選択肢をクリック→ログイン完了

このようにとてもカンタンな流れでログインができます。

※ ログインするWebサイトのセキュリティ設定によっては、認証が必要な場合があります。

尚、拡張機能は、以下の公式ページからダウンロードできます。

【メリット3】安全性の低いパスワードなどを警告してくれる

問題のあるパスワードが3種類、計6件検出され警告されています(数字は件数)
問題のあるパスワードが3種類、計6件検出され警告されています(数字は件数)

1Passwordの機能の一つWatchtowerは、登録したパスワードの危険度を判定して、問題点のジャンルごとに件数付きで警告。問題の件数と一緒に、カンタンな説明が表示されており、問題を解消するには何をすればいいかがわかります。

この画像をスクショした時には、まだパスワード登録を始めたばかりのため少ないですが、問題のあるパスワードとして3種類、計6件検出されています。(各項目に表示されているのは件数です。)

  • 1Passwordアカウントに復元コードがありません・・1件
  • 再使用されたパスワード・・2件
  • 弱いパスワード・・3件

このように対応が必要な問題点を教えてくれるので、これらに一つずつ対応すればいいのです。

問題に対応すると解消したものは消え、未対応の問題点が残ります。まずはこれらをすべて解消します。
問題に対応すると解消したものは消え、未対応の問題点が残ります。まずはこれらをすべて解消します。

表示された問題点に対応・改善すると、未対応の問題点が残ります。まずは提示された問題点をすべて解消すると、一定の安全性が確保できます。

画像では、はじめに表示されていた3種類の問題点が、1種類に減っていることがわかります。(「アカウントに復元コードがありません」「弱いパスワード」の項目が消え、「再使用されたパスワード」のみ残っています。)

このように問題点と対処方法を教えてくれるので、より安全にいろんなサービスを利用できます。

【メリット4】安全性の高いパスワードを考えてくれる

新しいサービスに登録する際、パスワードを考えるのがめんどくさい!誰もが思ったことがあるハズ!

いままでパスワードについては一般的に、「最低でも文字数は8文字以上、文字の種類は半角英数文字(大文字小文字を含む)が必要」と言われてきました。さらに記号も必要なサイトやサービスも多く、最近では最低文字数も増えてきているようです。

※ 例えば、レンタルサーバーのさくらインターネットでは先日2025年9月30日より、一部管理画面へのログインパスワードの最低文字数を8文字から12文字に変更しました。
→ログインパスワード設定ルール変更のお知らせ

この原因は不正アクセスの被害が増えたことが大きく、安全面から必要なことなのはわかりますが、利用者としては、めんどうなことに変わりありません。

1Passwordでは、サービスの登録時にパスワードを提案してくれます。またサービスが文字種などに対応するため、以下の4点をカスタマイズできます。

  • 種類(ランダムなパスワード / 覚えやすいパスワード / 暗証番号)
  • 文字数(最大100文字)
  • 数字を含めるかどうか(ON/OFF)
  • 記号を含めるかどうか(ON/OFF)

1Passwordのおかげで、パスワードを決める際に今まで使っていた、Web上のパスワード生成サービスを使わなくてもよくなりました。

【メリット5】使用するデバイス(PCやスマホ)を選ばない

1Passwordは、Windows・Mac・Linux・iOS・Androidと主要OSに対応しており、環境を選ばず利用できます。登録したパスワードの情報は、1Passwordアカウントに紐づけされています。

例えばiPhoneやiPad、Macなどappleのデバイスを複数持っている場合、iCloudキーチェーンで利用すると、例えばiPhoneで登録したパスワードが、iPadやMacでも利用できて便利です。ただAndroidやWindowsPCで利用しようとしてもできないため、手動で利用するしかありません。

ですが1Passwordがあれば、異なるOSのデバイスでも簡単にパスワードを利用可能。今まではiPhoneのパスワードアプリや手帳から、パスワードを確認して手入力していましたが、不要になりました。

iCloudキーチェーンがappleデバイス以外にも拡張された感じで、むちゃくちゃ便利です。

その他のメリット

ここまで私が手帳からの移行で感じたメリット5つをご紹介しましたが、ほかにもメリットがあります。

パスワードや情報を安全に管理できる

ただ使っているだけでは実感しにくいので、ここではその他に含めましたが、とても重要な項目「安全性」です。

  • エンドツーエンドの暗号化(転送中のデータを傍受しても、第三者が情報を入手できない)
  • 256ビットAES暗号化(事実上解読不可能なAES-GCM-256認証暗号化によって安全に保護)
  • PBKDF2 による鍵強化(1Passwordアカウントのパスワードを推測することが困難に)

などといった安全面で重要な技術が使用されています。ちょっとした個人情報程度なら気にしない人も多いと思いますが、金銭が絡むような重要な情報はやはり漏らしたくないものです。安全性が高いと、安心して使用できますよね。

1Passwordのセキュリティについては、もっと詳しく公式サイトに詳しく紹介されています。ご興味があれば以下リンクからご確認ください。

整理や分類が簡単

保管庫。複数のジャンルごとに分類できる。
保管庫。複数のジャンルごとに分類できる。

保管庫は、登録したパスワードを、複数のジャンルごとに分類できる機能です。登録するWebサイトやサービスに合わせたジャンルの保管箱をカンタンに作成・編集できるので、分類するのもカンタンです。

手帳管理やiCloudキーチェーンより分類しやすい

手帳管理では、ジャンルごとにページを分けて記録していましたが、ページがいっぱいになった際、続きのページにすでに記録していると、離れたページに記録するしかありません。

そのうちジャンル分けがしっかりできなくなったりして、記録する場所のルールがあいまいになりゴチャゴチャになりました。ページが分かれてしまうと探しづらいですし、ルールがあいまいだと探す必要が出てきて、時間がとてもかかるようになります。

またappleのiCloudキーチェーンの場合、五十音順およびアルファベット順で分けられていますが、Webサイトやサービスの名称によっては、自分が認識している頭文字とは違う場所に登録されていたりして、すぐに見つからないこともあります。(名称の編集は可能です)

1Passwordでは、保管箱の新規作成・編集時には、名称以外にもテキスト・URLなど複数の項目を追加可能、アイコンも編集できるので視覚的にもわかりやすくなっています。

1Passwordで最低限注意すべきポイント

マスターパスワードはカンタンなものにしない

まず一つ目は、マスターパスワードをカンタンなものにしないことです。

ここまで見てきたように1Passwordは複数のパスワードを安全に管理するツールです。多くの場合、管理するパスワードの中には、個人情報やお金のような大切な情報にアクセスするためのパスワードも含まれます。

メリットに「マスターパスワードを一つだけ覚えればいい」ことを挙げましたが、一つでいいからこそ、しっかりしたパスワードを設定し、簡単に破れるようなものを設定することは避けるべきです。

例えば短く推測しやすいものにして、もし破られたら、その大切な情報にアクセスできるわけですから、当然ですよね。幸い1Passwordが提案してくれるので、自分でカンタンなパスワードを設定しないようにしましょう。

マスターパスワードを知られないよう注意する

さらに、マスターパスワードは他人に知られないように注意することです。

例えばその日のはじめに起動するときなどは、マスターパスワードの入力を求められますが、その際には他人にわからないよう注意。マスターパスワードをフセン書いてディスプレイなどに貼ったり、記録した手帳を不用意に机に置いておくようなことは避けるべきです。

一度起動・解除してしまえば、あとは指紋認証や顔認証で解除が可能。マスターパスワードの入力が不要で、手入力の手間が省けるほか、入力しているパスワードを読み取られる心配もないので安心です。活用しましょう。

復元コード・Secret Keyは厳重に管理する

1Passwordを使う上で、この2つは「命綱」です。

【Secret Key(シークレットキー)】 マスターパスワードとセットで、あなたの「金庫(Vault)」を開けるための両方の鍵です。どちらか一つではログインできません。アカウント作成時にもらえる「Emergency Kit」に必ず記載されているので、印刷して誰にも見られない安全な場所に保管してください

【復元コード(Recovery Code)】 もしマスターパスワードとSecret Keyを両方とも忘れた時のための最後の切り札です。事前に設定・保存しておけば、アカウントを復元できます。これも必ず安全な場所に保存し、紛失しないようにしましょう。

手帳から1Password管理に移行した結果とても快適&時短に!

今回、パスワードを手帳管理から1Passwordに移行することにより、Webサイトへのログインなど認証がサクッと進められ、スムーズに作業が進められるようになりました。

今までは、手帳からその都度パスワードを探して手入力するのですが、時間がないときに限って間違えて、イライラとストレスを感じながらやり直すこと多数。

今回機会をいただいて導入してみましたが、使ってみたら精神的にも快適だし時短になるしで、今まで始めていなかったことが、とてももったいなく感じます。

利用料金の比較(公式およびソースネクスト)

支払形式1人用月額1人用3年ファミリー版(5人)月額ファミリー版(5人)3年
公式サイトサブスクリプション$2.99(448.5円)※$107.64(16,146円)$4.99(748.5円)※$179.64(26,946円)
ソースネクスト3年一括のみ(月額換算で約356円12,800円(月額換算で約597円21,480円
差額3,356円5,466円
※ 1ドル150円換算で計算

有料のサービスではあるけれど、ソースネクスト版なら3年一括で標準価格が公式よりも安い12,800円(月額換算で約356円)。セールのタイミングならさらに安く買えます。しかももちろん広告もなく、セキュリティ的にも安心。

これで毎日間違わないのでイライラもせず、短時間で快適にログインできるなんて、とても価値があると思いました。1Passwordへの移行はまだ途中なので、まずは早めに移行を進めていきたいです。

次に気になるのは家族のパスワード管理。ファミリー版だと5人まで使えてユーザーあたりの価格も安く、パスワード管理に不慣れな家族にも教えやすいし安心。緊急時のパスワードや情報の共有もスムーズにできそうです。

もしこの記事を読んで1Passwordが気になったようでしたら、以下リンクから詳細を見てみてください。それでは!

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